VoiceerF Methodでは、声帯について深く注目しています。
人間が出す声の元は、のどの中にある「声帯」という2枚のヒダが高速で振動することによって作り出しています。

例えば高い声、低い声、大きい声、小さい声、柔らかい声、固い声など・・・
どういう声が出るかというのは、「声帯がどういう状態をしているか」によって決まってきます。

つまり声帯の形を自分が出したい声の状態に作ることが出来ればその声が出せるし、
もしその形を作れていなければその出したい声はどうやっても出せないのです。

ではその声帯を動かしているのは一体何なのでしょうか?

答えは筋肉です。
のどの中の喉頭の細かい筋肉が声帯を動かしているのです。

従来のボイストレーニングではのどに意識を置くというのは良くないこととして考えられていましたが、VoiceerF Methodではのどに意識を置くことでそれらの細かい筋肉の操作を自由にしていこうという狙いを持っています。

ピアニストが指の一本一本が自由に動かせるように指を鍛えていくように、
ボイストレーニングで声帯を動かしている筋肉、そして声の質や響きを作っている共鳴腔や舌に関わる筋肉を鍛えていきます。

ピアニストやギタリストが楽器に触れている「指」に常に細かい意識を持っているように、声を扱うシンガーやボイスユーザーは「声帯」という楽器があるのどに細かく意識を持っていくべきだ、という考えに至るのはごく自然なことだと考えられます。

効率良くのどの筋肉を動かすことが出来るようになれば声の出方はその分自由になります。
のどの筋肉を意識的に動かせるようになるための繊細なコツを教えながら、出来るだけ楽に、そして柔軟で自由な発声を目指してボイストレーニングを行っていきます。

⇒ VoiceerF Methodの解説その2「神経系への注目」