VoiceerF Methodの解説その4「聴覚フィードバックへの注目」
VoiceerF Methodでは聴覚フィードバックにも注目しています。
全てのスポーツや楽器演奏は
レベルの高いパフォーマンスをしようとすればするほど
自分の行っているそれが良いものなのか悪いものなのかという微細な判断が求められます。
それと同じく良い発声や良い歌を作るためにも
自分の出している声や歌っている歌が良いものなのか悪いものなのか、
もし良くないとしたら具体的に何がどうなればもっと良いものになるのか、
それらを細かく判断出来る耳と音楽的センスが必要になります。
特に大切なのはそれが「声を出しながら常に正しく判断出来る」ということです。
発声に大きく関わる喉頭の筋肉というのはとても細かく体感が難しいため
その体の感覚だけで正確な音色、声量、音程を出し続けるのは不可能で、
いつでも正確な発声や歌唱をするためには
必ず自分の声を聴きながら微調整や修正を加えなければいけません。
これは脳の中では
「発声」→「声の認知」→「イメージとの比較と修正」
これらを常にお繰り返す高度な動作となります。
ただ歌っているだけではこの能力は身に付きにくいのですが、
VoiceerF Methodは聴覚フィードバックの重要性を理解し
ボイストレーニングやボーカルトレーニングを通して
効率良くフィードバック能力を鍛えていくためのアイデアを豊富に持っています。
これにより通常よりもずっと短期間で声や歌の飛躍的なレベルアップが可能となります。
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